源氏絵巻眼鏡ふき

先日朝日新聞に掲載された源氏絵巻眼鏡ふきをご紹介します。

紫式部ゆかりの石山寺(大津市)が所蔵する源氏物語の絵巻をプリントしたメガネ拭きで
素材には、直径約2マイクロメートル(1マイクロメートルは1000分の1ミリ)の超極細糸を使用し、特殊繊維を使って人物や草花を鮮やかに再現しています。
これまでに約5万枚が売れる人気ぶりです。

石山寺は、紫式部が「源氏物語」の構想を練った場所とされています。
メガネ拭きの絵柄は6種類で、うち4種類が同寺所蔵の画。
源氏物語五十四帖の一場面で、江戸時代の画家土佐光起が描いたと伝わる
国重要文化財の「源氏物語末摘花巻」のほか、「花宴」、「初音」の場面、
紫式部の肖像画などを使っています。

サイズは27×24cmと[色紙額に入る]サイズですのでお部屋のインテリアにも使用できます。

源氏物語と花宴.gif

 

石山寺蔵「源氏物語図 花宴」 

                          山田意誠筆

江戸時代の画人山田意誠は、『源氏物語』のうち「若菜下」「花宴」「紅葉賀」を三幅対として描き、賀の祝い・春・秋を表しました。右幅にあたるこの「花宴」は、宮中の花見の宴のあと、月の美しさに誘われて弘徽殿に忍び込んだ光源氏が、「朧月夜にしくものはなし」と口ずさみながら近づいてくる若い女性(朧月夜)と出会う場面が描かれています。

サイズ 27×24cm 

特別価格1,000円(税込)

 

 

 

源氏物語と橋姫.gif

 

宇治市源氏物語ミュージアム所蔵『源氏絵鑑帖』巻45橋姫(はしひめ)

日本が誇る世界最古の長編小説源氏物語巻54の中の[巻45橋姫(はしひめ)]で、薫が宇治八の宮の邸宅を訪れ、偶然に大君と中君が箏、琵琶を弾くのを垣間(かいま)見て、中君が撥(ばち)で月を招く様子が描かれています。宇治十帖の悲恋の始まりです。

サイズ 27×24cm 

特別価格1,000円(税込)

 

 

 

 

 

源氏物語と初音.gif

石山寺蔵「源氏物語図衝立 初音」伝       狩野養信筆

衝立仕立ての源氏物語図「初音」。光源氏三十六歳の正月、明石の姫君のもとには離れて暮らす生母の明石の君から和歌と五葉松が届き、姫君を訪れた源氏が返事を書くようにすすめる場面が描かれています。作者は幕末期の奥絵師狩野養信(1796-1846)と伝えられ、縁にある葵の紋からは、徳川家ゆかりの品であろうことがうかがい知れます。

サイズ 27×24cm 

特別価格1,000円(税込)

 

 

 

 

源氏物語と石山寺.gif

 

石山寺蔵 源氏物語絵巻『末摘花』(重要文化財)

『源氏物語』は、小説として読まれるだけでなく、絵画化され、多くの人々に愛されてきました。石山寺所蔵のこの絵巻は、「末摘花」の全文を詞書とし、数多い源氏絵の中でも他に例のない場面が描かれていて大変貴重です。この場面は、故常陸宮の姫君(末摘花)に心惹かれた源氏が大輔の命婦に手引きを頼む様子が描かれます。

 

サイズ 27×24cm 

特別価格1,000円(税込)

 

 

 

源氏物語と匂宮.gif

 

 宇治市源氏物語ミュージアム所蔵『源氏絵鑑帖』巻42 匂宮(におうのみや)

日本が誇る世界最古の長編小説源氏物語巻54の中の[巻42匂宮(におうのみや)]で、夕霧が六条院で賭弓(のりゆみ)の還饗(かえりあるじ)を催し、光源氏の跡を継ぐ匂宮、薫が招かれる様子が描かれています。

サイズ 27×24cm 

特別価格1,000円(税込)

 

 

 

 

紫式部と石山寺.gif

 

 

石山寺蔵 紫式部図

紫式部は、新しい物語を作るために参籠した石山寺で、湖面に映る八月十五夜の月に着想を得、『源氏物語』を書き始めたと伝えられています。式部ゆかりの石山寺が所蔵するこの式部像は、江戸時代の絵師土佐光起によるものです。引目鉤鼻の技法を用いるなど光起独自の工夫で、紫式部を格調高く描いています。

サイズ 27×24cm 

特別価格1,000円(税込)

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このページは、タタラメガネ坂出本店が2008年5月25日 16:09に書いたブログ記事です。

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