視力とは「物体のかたちや存在を認識する能力」のことをいいます。今、目の前にあるこのホームページの文字を読んだり、景色を眺めたり、無意識に視界に入ったものに反応したり、そういった目から入ってくる情報が認識できる能力のことです。
視力というものは「2点を2点として見分けることができる最小視角」というもので表示されます。
Cの文字のような一方が切れた輪(『ランドルト環』といいます)のどちらが切れているか、というのを見て測定する方法が[国際眼科学会]の協定によってさだめられています。
直径7.5mm、太さ1.5mm、切れ目の幅1.5mmのランドルト環を5mの距離から見ると、そのときランドルト環の切れ目の両端と眼のなす角度、すなわち視角は1分(1度の60分の1)になります。この視角「1分」を見分けられ、それ以上遠くからは見分けられないと、日頃聞きなれている『視力1.0』に相当します。
コメントする